内容紹介 |
(上巻) ガルバトリックスとの最終決戦―帝国軍からファインスターを奪還したヴァーデン軍。エラゴンとアーリアは、かつてエルフ族がドラゴンを殺すために作った「死の槍」を手に入れ、戦いの切り札を得たかに思われた。しかし、ガルバトリックスの狙いどおりなのか、エラゴンたちは敵の本拠地へたぐり寄せられていく。新しい命をみごもったカトリーナと戦士ローラン、父亡きあとを継ぐナスアダをおそう最大の危機。黒いドラゴン、シュルーカンのもたらす闇にアラゲイジアは支配されてしまうのか?未来を賭けた、戦いの火蓋が切られた。
(下巻) 囚われの身となったナスアダ―ガルバトリックスの拷問を鋼の意志で耐えぬく姿に王の僕であるマータグの心はゆれうごく。いっぽう、グレイダーとサフィラとともに、伝説の地「クシアンの岩」をめざすエラゴン。そこで目にしたものとは?あきらかになる「13人の裏切り者」とガルバトリックスの過去、決死の作戦に身を投じるローランたち、エルフ、人間、ドワーフ、魔術師たちの死闘…。すべてを賭けたライダーの戦いに、いま決着のときが訪れる。
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