内容紹介 |
祖父が亡くなり、メルストーン館を遺されたアンドルー。不機嫌でがみがみやの家政婦、巨大な野菜作りに血道をあげる横暴な庭師と、ふたりの暴君にはさまれて、メルストーン館でそこそこ平和に暮らしていけるかに思われた。だが、遺産はそれだけではなかった。祖父は魔術師で、魔術師につきもののあれやこれやが、ちょっとした手違いから、よくわからぬままアンドルーに引き継がれることになったのだ。どたばたのさなか、突然祖父を頼ってひとりの少年があらわれた。唯一の身寄りだった祖母が亡くなって以来、へんてこな姿をしたやつらに追い回されているのだという…おなじみ英国児童文学ファンタジーの名手が贈る、にぎやかではちゃめちゃな魔法譚。 |